試合振り返りしつつ、の感想ブログです。あまり構成等は考えずに書くので駄文乱文ご容赦くださいませ。あと試合はバスケットLIVEの生配信しかみていないので、気づいていない部分も多々あるかと思います。ご容赦ください。
■史上最高の広島のディフェンス
たつまる的注目のキングススタメンはいつもの5人!
広島の3ビッグに対して、これが琉球ゴールデンキングスだ!っていう布陣で挑んだ。すごく気持ちが伝わるスタメン采配だと思う。
試合の入りは互角。広島が先制するがキングスが押し戻す。キングスは悪くないスタート、むしろ集中した良いスタートで入れたが広島の気合の入りまくったディフェンスに弾かれて、外でボールが停滞してしまう。
正直それでもキングスはこの試合展開はそんなに苦手ではない。アルバルク東京や宇都宮と試合するときはいつもディフェンスゲームでロースコアの展開になる。それでも勝ち切る強さを持っているキングスがこの重い展開で負けてしまったのは、それ以上に広島が最高レベルのディフェンスと集中力を切らさなかったから。
広島はあと1試合、この強度と集中力でプレーすることは絶対にできない。40分間こんな息苦しいバスケは途中で集中力が途切れてしまう。それでも広島の選手たちは集中力しまくって40分間をやり遂げた。そのくらい全身全霊をGAME3にささげてきた。
広島の素晴らしいディフェンスに風穴を開けることが出来なかった。悔しい。
■キングスのディフェンスも最高クラスに良かった
平均得点79.2の広島を65点に抑えこんだキングスのディフェンスも良かったよ。一回の攻撃に時間をかけたから広島の得点が伸びなかったって意見もあると思うけど、広島の50%近い広島の成功率を39%まで落とさせてるからディフェンスはかなり良かった。
ディフェンスでプレッシャーを与え続けて、プレーを難しい方へ誘導出来ていたよ。
■5年ぶりの50点試合
2018-19シーズンの大阪戦(44得点)以降、初めての50得点試合。5年ぶりの低得点。
これは広島のディフェンスがカチカチだった事とキングスの3ポイントが入らなかった事が原因。
中まで切れ込んで3ポイントラインの外で待機している選手にパス をしたいんだけど、中に進入させるのを広島が止めまくった。めちゃくちゃ狭いから入れない。
中まで行けないからボールが外だけで回ってしまい良いシチュエーションで3ポイントが打てなかった。今村が当たっていない時は岸本が打ちたいけど、岸本がゲームメイクしているから難しい。それに岸本なら自分で3ポイントを打つズレを作れるからそこに任せていたけど、ステップバックに対しての警戒レベルがかなり高かった。前半の1本決まってからはステップバック打てなかったんじゃないかな?
完全に外に締め出されて5年ぶりの50点試合をFINALのGAME3でやってしまった。きついね。
■最後まで当たらなかった3ポイント
3ポイント成功確率
4/26 16.7%
チーム平均33.9%だから、まじで入っていない。もし平均程度入っていたら成功8~9本になるから+12~+15点が積みあがる。今村が打ち続けた9本の3ポイントが1つか2つ入ってたらなぁ。流れは変わっていたと思うんだけど。
でもこれは結果論だけどね。広島のディフェンスがかなり良かった。岸本のステップバックもかなり警戒されていたし。
とはいってもな~。フリーの場面がいくつかあったから確率の下振れを引いてしまった感は否めない。
そして広島の方はリングに弾かれながら入るとか運もあった。
このガコガコってリングに当たりながら入るやつ・・・・これ入ったら流れ傾くんだよね。
■難し過ぎた2ndユニットのタイミング
外国籍選手を除いたセカンドユニットが
松脇 23分
牧 4分
田代 2分
ヒュー 0分
荒川 0分
の起用となっている。うーん。
松脇が23分とスタメン並みのプレータイムになっているけど、3ビッグに頼らず、松脇をメイヨに当てて対応出来ていたんだけど、オフェンス面での貢献がなかった。牧に関しては展開が重くなってしまった為、起用するタイミングが限定されてしまった。3ポイントシューターorドリブルで進入出来る選手が必要な時間が長すぎた。田代はいつもの繋ぎの起用。ヒューはキングスが(スピード&スキルの)オプションでスモールボールを選択したため出る時間帯がなかった。荒川はロースコア展開で劣勢の時には使われない。
スタメン組が調子悪い時にセカンドユニットを使いたいけど嚙み合わせが悪く、ローとダーラムを中心にしたスモールボールで打開しようとした。
うーんでも完成度の低いスモールボールよりセカンドユニットをいじって調整してほしかったな。
■勝敗を分けた4Qのダーラム対エバンス
ダーラムのトラベリングだったかな。タイムアウト挟んでエバンスがこの日初めて強気・強引にアタックしてダーラムを振り切って得点。その次の広島の攻撃もエバンスがダーラムを1on1で押し込んで連続得点。
勝負が決まった瞬間だった。
チームをけん引してきたチームのエンジンの選手同士。正々堂々の1on1でダーラムが2連敗。
FINALのGAME3、さらにクラッチタイム。選手はこの瞬間にプレーするためにやっているわけで、全集中と全力でやるかやられるかの状況での2連敗(エバンスの勝ち)。
何も言い訳はない。エバンスの素晴らしいアタックと気迫が上回った。
■激動の2023-24シーズン
開幕前からヒューとクーリーが怪我で離脱、ローの膝のコンディション不良、タマヨの退団、初のEASLの過密日程。絶好調のバイウィーク明け、天皇杯の惨敗、千葉ジェッツに2連勝、5年ぶりのレギュラーシーズン4連敗(全試合優勝決定戦クラス) 運命のGAME3東京編、今村の怪我、運命のGAME3千葉編、運命のGAME3広島編。
いい時期がホントに少なかった2023-24シーズン。それでも何とか勝ちを積み重ねてCSに出られたし、どんどんチーム力も上がって3シーズン連続の決勝までいけた。
いい時期って三遠に100点ゲームで連勝したあの1ヶ月だけ。それ以外はずっと苦しかったなぁ。
それでも、有識者の予想からキングスのランクが落ちても、キングスは優勝候補だって言い続けてこれたしソコは信じれた自分を嬉しく思う。
苦しい状況から行ける!!ってなって天皇杯で惨敗して、QFアルバルク東京戦の激闘を制して千葉GAME1に33点差で惨敗して、先負け突破0%を打ち破ってFINAL進出して、先勝してからの連敗。
今季はずっと行ける‼って思ってから叩きつけられてるから、気持ちが擦り減った。
■とにかく選手はお疲れさま!
10月から始まってレギュラーシーズン60試合、EASL天皇杯CS含めて全77試合を8ヶ月で完走した選手の皆さん本当にお疲れ様でした!
オフはゆっくり休んで来シーズンの77試合前後の試合数に震えて備えてくださいニッコリ。また9月のプレシーズンマッチにお会いしましょう!
あと広島ドラゴンフライズ様おめでとうございます。
■おまけ
6/1に何かリリースがあって影響されたくないので、5月末までにシーズン総括と個人通知表を出します。
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