日本代表活動中の8月12日アンゴラとの練習試合で負傷し、そのまま公式の発表がないまま1ヶ月以上経過したが9月21日本日15時に渡邉飛勇のインジュアリーリスト登録が発表された。
診断から見え隠れする情報をもとに色々紐紐解いていこうと思います。
ぜひ最後まで見ていってください。
■診断:右肩鎖関節脱臼
右肩鎖関節脱臼はラグビー選手や柔道選手に多い外傷です。肩甲骨と鎖骨をつなぐ部分の関節が外部から加わる強い衝撃によって、いわゆる関節が外れる状態になります。
関節を覆っている関節包や関節をつないでる靭帯が損傷しているのでその度合いによって重症度が変わってきます。
ヒューの場合は捻挫、亜脱臼という表記ではなく右肩鎖関節脱臼と明記されているので完全脱臼のグレードⅢ以上のものだと思われます。
グレードⅢ以上であれば運動時痛や関節の不安定性などが見られるので2ヶ月安静が一般的です。
参考文献↓は落下由来のものから調べたかったので柔道選手の怪我をもとにした文献を調べました。
柔道選手における肩鎖関節脱臼放置例の検討
東海大学大磯病院
宮崎誠司
■つまりいつ復帰できるの?
公式発表の情報やSNSの情報などを加味して解釈をします。ここからは個人の推測ですのでご理解ください。
復帰の目安は12月頃
年内には復帰出来るんじゃないかと考えています。理由を説明します。
8月12日 アンゴラとの練習試合で肩から落下して怪我。右肩鎖関節脱臼。この時点でのソースは見つからないけど全治2ケ月のウワサあり。
ワールドカップの前哨戦のソフトバンクカップは初戦のフランス戦を観戦@東京
9月2日 カーボベルデ戦を多分LAで視聴。LAのドクターに怪我の状態をチェックしてもらってオペは無し?
9月4日 ハワイ入り
9月7日 ジェイコブス晶との一緒に仲良しショット。@ハワイ
9月10日頃 インスタストーリーで東京入りを報告
ここまで約1ヶ月。
9月21日渡邉飛勇インジュアリーリスト登録
9月21日ナショナルトレーニングセンターで早期復帰に向けてトレーニング中とのこと。
手術の報告がない事と1ヶ月強でトレーニングを開始した所を鑑みると復帰まで半年以上かかる重度なグレードではないと思われます。
※注意 ナショナルトレーニングセンターで早期復帰に向けてトレーニングを開始したという事で勘違いしてはいけないのが、必ずしも患部及び関連する筋肉に対してトレーニングを開始したわけでなく下半身の筋力が落ちない様にトレーニングを開始した可能性もあります。いずれにせよ回復は順調とみていいと思います。
尚インジュアリーリストに登録すると30日間はロスターに復帰できないため、最速で復帰できても10月21日の横浜BC戦。
が!復帰時期は未定となっているので最速1ヶ月での復帰はちょっと考えづらいかな~。
またクーリーが不在の為、無理をさせられないことを考慮すると焦らず12月頃の復帰を目指す、って感じで考察しました。
あと!12月20日㈬長崎ヴェルカ戦は見に行ける予定なのでそれまでに復帰してほしい!!って個人的な感情も盛り込んでいます。
つらつらと色々書いたけど・・・・意外とありそうじゃない?
■追加補強はある?
うーん!ここは分からない!
だってクーリーの代役でアレックス・カークを補強するウルトラCを決めてしまうキングスの人脈だからね。馬場雄大が来ても驚かない。
でも個人的には補強はないんじゃないかな?本来ならヒューの代わりで4番、5番ポジションの日本人ビッグマンが欲しいけど・・・・いないでしょ。2m前後の日本人ビッグマンで余ってる選手って。
現実的なのは練習生の荒川颯を昇格させることかな?昨季の植松の様に怪我人が復帰してもロスターを圧迫しないし、荒川君も試合に出ないとマーケットに出られないから短期間契約であったとしてもそれはお互いにとっていい選択だと思う。
荒川君の昇格契約に一票!
■さいごに
10月は強豪との対戦が続くので戦績5割でOKと思っておかないと打ちひしがれてしまいます。まぁキングスだけじゃなく他チームもレギュラーシーズン苦しんだ方がCS勝てるからね!
これを機に昨季から踏襲しているポジションレスバスケを活かしてセンターなしの戦術スモールボールを完成させちゃってもいいのでは?
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