【Bリーグ】第3節G2横浜BCvs琉球ゴールデンキングス

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23-24シーズン
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前日のG1では89-66と23点差で横浜BCに完敗したキングス。

さらにG2はヴィック・ロー(左膝)と田代キャップ(右足首)がコンディション不良の為、様子を見ながらの出場に・・・(欠場とほぼ同義)

追い詰められたキングスが横浜ビーコルの海賊船に乗り込んでいくぅーーーー!

参考記事 GAME1など

横浜戦G1の記事
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■ボックススコア

横浜BC 70-88 琉球

WIN

勝ち申した~!

Bリーグ 2023-24 B1リーグ戦 2023/10/22 横浜BC VS 琉球 | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト
B.LEAGUEの「試合情報詳細」をご紹介。男子プロバスケットボールリーグ、B.LEAGUE(Bリーグ)。

■試合概要ファストレビュー

キングススターティング5
#7 アレン・ダーラム
#14 岸本隆一
#30 今村佳太
#34 小野寺祥太
#53 アレックス・カーク

昨季のスターターの小野Dがスタメンに復帰。今村も代表活動があったため今季初のスタメン起用。ヴィック・ローが欠場になったため昨季、エースガード専用機となっていた小野寺祥太を河村(横浜)にぶつける作戦。その作戦が功を奏し横浜36‐47琉球で前半を折り返す。後半も河村の所を押さえつけながら徹底してインサイドアタックでキングスの強さの原点に立ち返る。

リーグを代表するシューター岸本のこの日の3ポイント試投数はわずか1本。3ポイントよりもドライブでインサイドに影響を及ぼす事に多くのエネルギーを使った。

3Qはユトフを中心に横浜も追いすがってきたが今村佳太のレイアップやダーラムのフィジカル、カークのリバウンドがバキバキに光って横浜70‐88琉球で試合終了。

昨日の雪辱を果たし1勝1敗で横浜シリーズを終えた。

琉球ゴールデンキングス公式YouTube

■キングス視点

ローが欠場により、しばらくロー頼みになっていたキングスがレベルアップするための必要な試合。キングスは昨日のアンダー(スクリーンの下)を通っていたけど今日はスクリーンの上を通ってマークマンを追いかけるっファイトオーバーに切り替えてきた。

キングスはこのファイトオーバーが日本一うまい。

スクリーンに引っかからずにフィジカルで隙間を作って身体をねじ込む技術がクソ高いかんね。キングスはスマートに守るより、ゴリゴリにぶつかり合いのディフェンスの方が似合っているよ。

■O野D爆誕!

小野寺が良き!

河村専用機としてスタメンにぶち込まれた小野Dはきっちり仕事をした。スタートからファイトオーバーで河村を追いかけまくり、減速させて他の選手にヘルプに来させる。キングスお家芸の対ビュフォードシステム。

ビュフォードと同じくらい対策しなきゃいけないってのが凄すぎんだけどね。

今日の小野寺はディフェンスだけじゃなくオフェンスでも3ポイントを狙い撃ち!

執拗にインサイドアタックするキングスに対して横浜は1枚外のディフェンスを捨ててインサイドを厚くしたわけだけど

捨てられたのが、so・・・小野Dなのである。

仕方あるまい小野DのDはディフェンスのDって言われるくらいディフェンスの選手だからね。

しかし今季初スタメンの男は違う。チームのピンチに3ポイントを射抜いて来た。

横浜の対策の上を行く小野Dの活躍に前半はキングスのペースに。

もう小野Dとは言わせない、オフェンスのOとディフェンスのDのO野D、ここに爆誕である。

語感わるっ!

■っぱ今村よ

今季初スタメンで気合十分。

30分
21得点
5アシスト
5リバウンド

TOV 1と絶好調!しかもよくある3ポイントが当たったってわけじゃなくてインサイドアタックを強調して得点効率を高め、さらにディフェンスでは河村をフェイスガードで抑えながらの活躍だった。

ピック&ロールを何度も繰り返してディフェンスを上手くピックに引っかけてズレを作るのがめちゃくちゃうまい。3ポイントが入らなくてもピックでズレを作ってレイアップorアシスト、さらにはストップからのフェイダウェイなど今日の今村は数字以上にオンファイアーだった!

水曜のホーム開催戦も頼むぞ!

■横浜は高いレベルの試合の経験が必要

横浜はまだまだ河村頼みだった印象。昨日みたいに上手く回っている時は良いけど、きつい時に結局河村の勝負強さに賭けてしまう。

今日みたいに河村にブレーキをかけられる選手が複数いるチーム相手に、そのほかのメンバーが自分たちでクリエイトしていかないと次のステージに行けない。

タレントは揃っているからシーズンが深まればチーム練度も問題ないと思うが・・ここがちょっと心配かな。

■目覚めしハルク

昨季のファイナルズMVPのアレン・ダーラムが完全に目覚めた。

ヴィック・ローがコンディション調整で欠場の中スタメン出場で

30分
16得点
6リバウンド
6アシスト

とハイパフォーマンス。試合見てるとスタッツ以上に試合を支配してる感があった。

昨季のセミファイナルと一緒で目覚めしハルクを止める術を横浜は持っていない。

パワーと平面のスピードでユトフとオリバーに打ち勝つ。そして今季からはパワーでパンプしながらゴール下まで入り込む技術も身に着けている。(ヴィック・ローも同じステップやってる)

パワーとスピードをハイレベルに兼ね備えているハルクにはベストフィットするスキルなのでこれからも猛威をふるうのは間違いない!

てか毎年武器を増やしてすごすぎるんだけど。。

目覚めしハルク・・・・・

めっちゃ語感よくない?目覚めしハルク。(今日から使っていこ)

■まとめ

今季初めて重厚感を感じたいい試合でした

勝てて良かったーーーーーーーー!

あと誰かダーラムとローがやってるギャロップステップみたいなやつ知ってる人いませんか~。

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