■優勝のかかる試合で終わってる内容
一般的にシュート確率は2ポイント50%以上、3ポイント30~35%以上、フリースロー70%以上を目指そうってのがBリーグ全体の流れみたいなもんなだけど、
本日のキングス
総シュート成功確率 34.9%
3ポイントの確率じゃなくて2ポイントも含めた全体で35%を切っています。
そして外的接触の無いフリースローはフリースロー成功確率 50%…
そりゃ勝てん。
まぁね。インサイドの締め付けがキツくて進入出来なった、もしくは進入しても2人以上に囲まれてしまったってのはあるけどさ。
レイアップに持っていく状況を作れなかったのは広島のディフェンスが効いていた証拠。リバウンドも外国籍選手、河田、マーフィーに徹底されて厳しかった。
キングスの生命線のインサイドの優位性を消された時点で外に頼るしかないけど、その外も効果的にはヒットしなかった。
シュート確率を上げるってのは良き状況を作ることが大事。キングスのボールが外だけで回ったり、インサイドで停滞したのは改善するべきポイントだと思う。
■ローとダーラムの8TOV
ロー 2得点4TOV +/- -12
AD 10得点4TOV +/- -5
これはヒドイ。チャレンジも何もない所での8TOV。
優勝がかかった重要な試合で2人だけで8回、攻撃権を広島に与えています。
さらにいうと、キングスはオフェンスが上手くいかなかった時にADとローのアタックを起点にするため、この2人が頼みの綱になるような攻撃をしているから・・・この2人で8TOVは死ぬほどキツイ。
攻撃の決定権、シュートを打つかパスするかドリブルするかの決定権を握る事が特に多いのがローとダーラムだからな。ダメージがデカすぎる。
特にローに関しては、
自分がキングスに来た意味を証明するべき試合だった。
レギュラーシーズンのパフォーマンスが低調だとしてもCSや今日の様な優勝がかかった試合で、チームを勝利に導くような活躍をしなければならなかった。
それが出来ないようでは、ダンカンを切ってまで獲得した意味がない。
私はずっとローを信じていたし、一貫してローは大丈夫と擁護のポジションを取っていた。なぜならCSや優勝がかかる試合でチームを勝利に導くって信じてたから。
でもこの幻想は今日で終わった。
明日のGAME2とCSはヴィック・ローの起用時間を減らすべきだ。
■不運が重なるのもキツかった
ヘッドコーチチャレンジではなく、審判判断によるボール権の変更2回。どちらもキングス⇒広島ポゼッション
4Qの24秒ショットクロックのオフィシャルと審判団のミスで広島ボール。
オフェンスファウルなどのコールはお互い様だったけど…↑の3つはマジできつかった。
追いかける展開で、水を差されるというか氷をぶち込まれる判定だったので、もうこれ以上の不運はないでしょう。
ただ、MUST WIN GAMEでジャッジに対してフラストレーションが溜まりアピールする時間が多くなってしまったのは残念。特にショットクロックの所はインプレーにも関わらず、抗議の為にプレーの強度を下げてしまt・・・・いや・・・・・さすがにあれはバイオレーションと思うわな。
明日は何があっても止まらない様にプレーしてくれぇ。今はそれくらいしか考えられない。
■地区優勝はひとまず忘れよう
泥沼4連敗は何年ぶりかな?重苦しい雰囲気がここ数週間ずっと続いている。
苦しそうにバスケをしている。
地区優勝、7連覇、HOME開催権、応援してくれている皆さんのために、沖縄のために…
背負うものが大きくなり過ぎたのかもしれない。
それらを、すべてを一旦ホテルに置いてこよう。
身軽になって楽しく闘志むき出しにバスケをしてくれ。純粋にバチバチにやってくれ。
昨季、天皇杯で千葉ジェッツに負けて、吹っ切れた様にキングスに笑顔が増えたのをよく覚えている。あの時みたいに、いろんな想いを吹っ切ってさ。
もうやるしかないからね。
やるなら楽しく、バチバチと。原点に返ってディフェンスから。
ほんで最後には勝ってさ。
西地区優勝も7連覇もHOME開催も後からついてきたらラッキーくらいに思ってさ。
泥臭く。楽しく勝ちに行こうぞ!
コメント